育児
このブログでひとり徒然に整理した思考を妻に話してみた。しかし妻には問題意識がうまく伝わらなかったようだ。 妻は専攻の関係で発達心理学の素養があり、そもそも基礎知識の有無という議論の前提レベルが私と違うのだが、基本的には個別に対応するしかなく…
育児実践に当たってあった方が良い知識はなんだろうか。 藤井棋士が時の人となってモンテッソーリ教育を関する情報を多く見かけるようになったものの、科学的根拠があるか疑問をぬぐい切れない。特に知育玩具を買え揃えようとなる辺りに胡散臭さを感じてしま…
非認知能力とは具体的に何か。どのように育むかという育むか、問題意識で読んだ本3冊。 学力の経済学 「学力」の経済学作者:中室 牧子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/06/18メディア: 単行本(ソフトカバー) 子育てや育児…
「スキル」とは、OECDの研究の定義に則り、well-beingや社会経済的成果に影響を及ぼすもので、測定可能で、環境や投資によって変化するものを念頭に置く。ある研究では21世紀に必要なスキルを数え上げ得たら160にもなったとか。これらをBigFiveと呼ばれる5つ…
私は育児の目的を「子どもがどんな幸せを追求したとしても役に立つポータブルスキルの養成」と設定した。では「ポータブルスキル」とは具体的には何だろうか。 幼児教育の分野では「非認知能力」と言われているものがこれに該当すると思っていたが、ヘックマ…
妻が妊娠してみてはじめて育児に関して手当り次第に調べているが、情報環境が想像以上に悪いと実感した。 1 父母にデバフがかかっている 妊娠、出産、育児は父母に大きな負担がかかる。 経済的にも苦しくなるだけでなく、健康を害することもあるし、体調を…
前回、幼児教育の目的は「子どもがどんな幸せを追求したとしても役に立てること」とし、具体的にはポータブルスキルを養成することであると考察した。 ポータブルスキルという言葉は転職分野で使われているものを意識した。すなわち、転職で業種・職種が変わ…
子どもの幸せとは何か。考え始めてみると深淵な問いである。そもそも自分の幸せだってちゃんと定義できているわけではない。 「幸福」の定義には哲学者・思想家を中心に様々な思索の蓄積がある。心理学や経済学のアプローチでも様々な指標が設定され得る。各…
子どものができると知れば思い起こる当然の疑問がある。どう育てればいいだろうか。休日にフラりと都心の書店へと向かった。 大きな書店で本棚を眺めてみると、「モンテッソーリ」や「シュタイナー」など伝統芸能や武道のようなコーナーと、「非認知能力」、…
妻の妊娠が発覚したので、自分の思考の整理として記録をつけていこうと思う。 現状と今後 経緯 1月中旬、妻曰く生理が中々来ない。簡易検査キットで陽性。その週末(2020年1月18日)に産婦人科でも陽性と判定。出産準備を始める。 本日時点で第7週。予定日は…